私は卵管検査が痛すぎて、検査の途中で「もうやめてくださいーーー!!」と叫び挫折。
でも、卵管検査をしないと不妊治療の進め方が決まらなかったりとデメリットがたくさんあり、再検査に。
卵管検査は本当に辛かった。
このページでは、これから卵管検査を受けるというあなたに向けて、
- 卵管検査で痛すぎて気絶しそうになった体験談
- 卵管検査はなぜ痛い?
- 卵管検査はなぜ必要?
- 卵管検査のメリット!検査の後は妊娠しやすい
- 病院によっては卵管を開通させる手術がある
- 卵管検査の費用(私の場合)
など、卵管検査についてあれやこれやまとめようと思います。
すぐに読める目次
卵管検査(卵管造影検査)とは?
卵管検査は、精子が卵子に向かうときの通り道である卵管が詰まっていないかを確認する検査です。卵管造影検査とも言います。
卵管は右と左に1つずつあり、卵管が詰まっていると妊娠の確率がぐっと下がります。
なぜなら、精子が卵子のもとに行けないのでそもそも受精ができないから。(といっても、療法の卵管が閉塞しているはずなのに妊娠した人もいるので、確率はゼロではないらしいです。人体の不思議。)
といっても、卵管が両方詰まっていると、人工授精を飛び越えて体外受精を勧められるのが普通です。
- 人工授精:精子を子宮に入れる。精子の泳ぐ力が弱い時とかに有効。受精は人体任せ。
- 体外受精:卵子を取り出し、体外で精子と受精させてから、受精卵を子宮に戻す。卵管は通らない。
なので、不妊の原因が卵管にないかを確認するために卵管検査が行われます。
卵管検査で痛すぎて気絶しそうになった体験談
不妊治療で一番痛かった検査は、私の場合「卵管検査」だと断言できます。
私は結局、不妊治療で体外受精までやったのですが、注射針を卵巣にさして卵子を取る手術よりも卵管検査が痛かった…。
卵管検査は、大きく2段階。
- 子宮に水を流すための管を入れて、バルーンで固定する(バルーンは水の逆流を防ぐため)
- 卵管に水を流す
で、私の場合、支給に管を入れるだけで痛くて痛くて「痛いー!!!」と叫んでいました。
さらに、水を流す前のバルーンで気絶寸前。
普通はこの段階だとあまりいたくなくて、水を入れる時に痛いことが普通らしいです。
そして、水を通す段階になると「やめてください!!!!」と叫び、検査中断…。
水を流す段階ではもう大激痛でした。
今まで感じたことがないところが痛いのでパニック。生理痛とは違って、中から圧迫、破裂するような痛みがありました。
結局あまりに痛くて我慢ができないので、卵管検査はしないことになりました。(結局、やめた後に卵管検査をしないことのデメリットを知って2か月後に検査したんですけどね…。)
卵管検査の通水はなぜ痛い?
卵管検査は痛みを感じる人と、全く痛くない人に分かれます。
お医者さんに痛い人はどんな人が聞いたところ、「痛い人は卵管が詰まっている人、卵管が細かったりごみがあったりで通りにくい人」なんだそうです。
通りにくいから、卵管が水で圧迫されて痛いらしい。
私は右は閉塞、左は超細いなので、すごく痛かったというわけです…。
バルーンの時点で痛かったのは謎です。「普通は痛くないのにねー」といわれました…。
2回目の検査の時は、バルーンを小さめにして、子宮の圧迫を少なくして検査してもらいました。
あと、病院によっては、通水するのが水か、水じゃないか(痛くないなにか?)が選べたりするところもあります。私のところは選べなかった(^^;)
卵管検査がどうしても痛い方や、検査前からとても怖い方は、「卵管検査が痛くない」とうたっている病院を探してもいいかもですね。
妹が通っていた不妊治療の病院は「痛くない卵管検査」を強調していた病院だったと言っていました。
卵管検査の痛みを少しでも少なくする方法!痛み止めにロキソニン
あまりに痛かったので、2回目の卵管検査では痛みを減らすための対策を見ていきました。
よく書かれていたのは、「頭痛薬を飲め」でした。
病院に聞いてみると、別に飲んでもいいよ~ということなので、私は卵管検査の30分前にバファリンを飲んでいきました。
ロキソニンを飲む人も多いみたいですね。
で、痛みはマシになったのかというと、結局激痛でしたが、なんとか検査を終えることができました…。なので、少しはましになっていたのかもしれません…。
卵管検査はなぜ必要?
卵管検査が必要な理由は2つ。
- 卵管が詰まっていないかを確認して、今後の治療方針を決める。→卵管が詰まっていた場合、タイミング法や人工授精は無駄になる可能性大
- 卵管検査で水を卵管に流すことで、卵管の詰まりがとれ妊娠しやすくなる。妊娠しやすい期間はゴールデン期間といい、約半年といわれています
私の場合、治療方針を早く決めたくて再検査を決めました。
普通はタイミング法を3回、それでだめなら人工授精を3回、それでだめなら体外受精。とステップアップしていきます。
もし詰まっていたら、半年の治療が無駄になるわけです。
また時間だけではく、タイミングだと1回1万円、人工授精だと1回3万円なので、お金も無駄に…。
しかも、痛いってことは詰まってる可能性が高いということですからね。
お金も時間もない私は、体外受精をするなら早くしたほうがいいと思ったのです。
病院によっては卵管を開通させる手術がある
私は体外受精に進みましたが、病院によっては卵管を開通させる手術(FT手術)がある場合もあります。
私が手術しなかったのは、通っていた不妊治療の病院にその手術がなかったから(^^;)
手術があること自体も体外受精の後に知りました。
教えてほしかったけど、そういうのは教えないものなのかもしれないですね。
体外受精は1回50万円からなので、FT手術を受けてタイミング法で頑張るという方法もありだと思います。
FT手術の費用は10万だったと思います。
卵管検査の費用(私の場合)
卵管検査の費用は病院によって全く異なります。
総合病院とかだと4000円からあるみたいですが、私のところは3万ほどしました。
高すぎる…。そして高すぎることに後から気づきました…。
家から近いところで病院を選んだのですが、費用を抑えたい人は費用をきちんと検索してから行くといいですよ。
といっても、体外受精をする場合、安ければいいというわけではなく、成功率や口コミ大切なので難しいところではあります。
卵管検査後に出血がある場合!出血はいつまで続く?
卵管検査後に出血がある方もいます。
2、3日出血がある場合は自然に止まることが多いそうです。出血があるときはシャワーのみにして、夫婦生活は控えるように言われました。
3日以上で腹痛もある場合は、再度来院してくださいと言われました。
このあたりは、検査を受ける際に病院から説明があると思うので病院の指示に従うようにしてください。
まとめ
このページでは卵管検査(卵管造営検査)についてまとめました。
- 卵管検査は、卵管が詰まっているかを確認する検査
- 卵管が詰まっているor通りにくいと、卵管検査の通水は激痛になる
- 卵管検査をしないとタイミング法や人工授精が無駄になる可能性がある
- 卵管検査の後の半年はゴールデン期間といい妊娠しやすい
- 卵管を開通させる手術もある
これから卵管検査をする方は、頑張ってください。
陰ながらですが、無事終わるように心から応援しています。